※INFINIDAT®、InfiniBox®は、INFINIDAT社の登録商標です

導入事例

【自社事例】FINEQloud(三菱総研DCS株式会社)

「圧倒的な価格性能比でオールフラッシュより約50%ものコスト削減を実現」

FINEQloud
三菱総研DCSが2016年6月に提供を開始したオリジナルのエンタープライズ向けマネージドクラウドサービス。金融系企業でのクラウド開発・運用実績から高水準のセキュリティ環境で利用可能なマネージドクラウドをリーズナブルな価格で提供。

【インタビュー】
テクノロジー事業本部 基盤サービス部 クラウドグループ 課長 岡田 英貢/テクノロジー事業本部 技術戦略部 テクニカルラボグループ 永井 満/テクノロジー事業本部 基盤サービス部 共通基盤グループ 高田 正史

検討の経緯

2016年6月に当社新サービス「FINEQloud」の提供が開始されました。1年の運用を経て計画よりも順調に利用状況が推移したことから、リソースの増強が必要になりました。

しかし、ディスクアレイを中心とした古いアーキテクチャだと、データ容量を増やすこと自体は容易ですが、単純に増やせば性能が落ちてしまいます。オールフラッシュストレージでは高い性能を担保できるものの高額になることが予想され、対策としてよりよい方策を探している状況でした。そのころINFINIDAT社からInfiniBox®の紹介を受け、拡張性と保全性を同時に期待できる可能性があることが分かり検討を開始しました。

検討内容

まずはInfiniBox®,ディスクアレイ,オールフラッシュの基本的な要件の比較から入りました。メーカー公表値によれば、コストはディスクアレイ並みに抑えることができ、性能はオールフラッシュと同等の品質を実現できます。加えてInfiniBox®独自の新しいアーキテクチャにより「拡張性」「保全性」に優れているという結論になりました。

拡張性を高める技術としては、ディスクは物理的には内蔵された状態で納品され、容量を増やしたい場合はライセンス更新のみで拡張できる仕組みになっています。そのため、リソースの追加が必要になったとしても、新たな作業やサーバー停止をすることなく、大幅な容量の増強が可能です。また、保全性では、通常ストレージは2重化が標準的であるのに対して、InfiniBox®では3重化となっています。3重化であれば、仮に物理的な破損があったとしても障害対応の対処をしている最中でも2重化を保持でき、高いレベルで冗長化を維持することができます。

一方、海外メーカーであるため、サポートや保守について懸念があり、社内の厳しい審査がありましたが、当社基準はクリアできました。製品の性能も実際にすでに設置されているものをみせてもらい、物理的にディスクを抜いたりすることで可用性を試しましたが、安定的に稼働していました。比較検討・実機確認・社内審査を通じて安定した稼働を担保しながら価格性能比が非常に期待できるということで採用が決定しました。

1.背景
ファイルサーバのEOSとストレージの容量逼迫、
拡張限界の到来に伴う、システム更改
2.検討案

以下3案による比較検討を実施

  • 案1 現行ストレージの後継機へ移行
  • 案2 AWSへ移行(ストレージゲートウェイ)
  • 案3 当社FINEQloudへInfiniBox®を追加導入
3.比較結果
案1 性能○ 拡張性△ 費用○ 案2 性能△ 拡張性◎ 費用△ 案3 性能◎ 拡張性○ 費用◎
4.InfiniBox®導入の 案3 を採用

ファイルサーバに十分な性能を、最も安価に実現できる、FINEQloudへのInfiniBox®導入案を採用

  • 650,000IOPS、0.24PBの性能
  • 5年間のTCO(総保有コスト)が最も安価
三菱総研DCSの現行のファイルサービスシステムとInfiniBox®を新ファイルサービスシステムへ導入した場合の図

性能テスト

実際どの程度、I/Oに性能がでるのか、性能テストを行いました。最大値を100とした場合、すでに導入されているフラッシュストレージと比べ、読込みは47と遜色のない数値となり、書込みにおいてはInfiniBox®が勝る結果となりました。ディスクアレイと比較すれば、約2倍以上の性能差が確認でき、予想どおりの結果を得ることができました。

性能検証結果 ※最大値を100とした場合の割合で算出 HDD 読込み23 書込み36 InfiniBox® 読込み47 書込み100 Allflash 読込み48 書込み85

InfiniBox®とオールフラッシュ・ディスクアレイを自社で比較実験を行い検討した資料をダウンロードいただけます。

導入効果

まず求めている性能に対して費用を抑えることができたのが大きな効果です。ディスクアレイ導入と同等の費用感、オールフラッシュから比べると約50%以下にコストを抑えることができました。性能はテスト結果からもオールフラッシュと比べて遜色がないため、結果的にユーザーに提供するコストを抑えることもでき、サービスレベルを上げることができました。

稼働後、大きな問題もなく信頼性は高いと感じます。運用管理ツールもシンプルで分かりやすいものが多く、構築については戸惑う場面はありませんでした。保守面では、物理的な障害はInfiniBox®自身が自動で検知し、障害メールがINFINIDAT社に送られる仕組みになっており、機器交換等の保守は先方から連絡が来ます。当社が主体的に定期保守を行わなくとも適宜保守が行われるため、安心感につながっています。ストレージの伝説的開発者が設計しているとあって、ストレージの痒いところに手が届く仕様や設計が随所に感じられます。

サービス拡販
  • ストレージメニューの価格改定により戦略的な価格で提供
  • 容量単価が原因で採用を悩んでいた利用者の取り込み
  • 社内ファイルサーバ向けに追加導入、150TBの利用追加
製品の性能と信頼性
  • ディスクアレイから移行したシステムの業務アプリケーションのレスポンス向上(利用者からの満足の声)
  • ドライブ故障の発生もなく、安定した稼働を維持
運用管理の負荷軽減
  • INFINIDAT社による能動的な監視・保守対応により、運用負荷が軽減
  • Host Power ToolsによるVolume作成~OS提供までの容易な操作
  • シンプルで操作性に優れたInfiniMetricsによる性能情報取得運用
InfiniBox®の写真
InfiniBox®がサーバールームに置かれている様子

考慮事項

これから導入を検討される方への考慮事項として、1つはラック単位の納品となっていることです。そのため、かなり大きな容量のストレージをハイエンドで使いたいというご要望が前提になります。目安としては50TBレベルのデータで速度などの性能を求めるならば十分に検討に値するものですし、100TBを超えるデータ量であれば強みがはっきりと感じられると思います。また、ラック単位の納品の場合、データセンターによっては独自のラックを入れられないケースもあり、検討に当たっては事前の確認が必要です。

また、ストレージの中でもファイルサーバー用途などでよく用いられる重複排除の機能が採用されていない点です。そもそも重複排除は不安定な技術でもあるため、INFINIDAT社では採用されていません。重複排除がなくとも圧倒的な大容量とそれに代わる圧縮技術があるため、無理に不安定な技術を使わずともよいという判断です。必ず重複排除を使用しなければならない要件・用途でなければ、その他点は気にならないかと思います。

導入事例

  • バックアップシステム
  • 通信事業

ソニーネットワーク
コミュニケーションズ株式会社様

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低コストかつ要求性能を上回るI/Oでバックアップを越えた用途への期待が広がる

  • バックアップシステム
  • 金融


株式会社三菱UFJ銀行様

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バックアップシステムをInfiniBox®へ統合しコスト削減を実現


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