Red Hat Cloud Access
三菱総研DCSはRed Hat認定クラウドプロバイダーです。
お客様が既に保有しているサブスクリプション(RHEL、JBoss EAP)を、Cloud Accessプログラムに登録することによって、FINEQloudに持ち込むことが可能です。
参加にあたって
- お客様は、Red Hat社のサブスクリプションの約款である、Red Hat Enterprise Agreement(EA)の定めに従って、お客様が所有するサブスクリプションを、Red Hat Cloud Accessプログラムに参加することができます。
- Cloud Accessプログラムに参加しRed Hat社への手続き後、FINEQloudに持ち込んで使用するサブスクリプションは、オンプミレスで使用する場合と同様に、お客様においてサブスクリプションを購入し更新する必要があります。
- FINEQloudが提供するサブスクリプション(クラウド用従量課金のサブスクリプション)と異なり、FINEQloudの利用料金と同じように支払いをしたり、月単位で購入し使用することができません。
利用の流れ
FINEQloudでは以下の3つのステップにて、お客様保有のサブスクリプションを持ち込んで使用することが可能です。
Step1:事前のご相談
弊社の担当者もしくはお問い合わせフォームに、サブスクリプションの持ち込みについてご相談ください。移行方法の調整や移行にかかる費用のお見積を実施いたします。
Step2:Red Hat社への登録手続き・ご連絡
Red Hat社のサイトにてお申し込みください。お申し込み完了後にサブスクリプション移行が可能となります。
毎月、弊社からRed Hat社にCloud Access使用実績として「法人名」「サブスクリプションの種類」「数量」「インポート日」「メールアドレス」を報告する必要があるため、サイトでの登録完了時に表示されるImage Registration Confirmationページのスクリーンショットを、Step1の担当者に送付してください。
- 登録の際に必要となる三菱総研DCSのCloud Provider Account Numberは、Step1にてお伝えします。
Step3:FINEQloudへの移行
Step1で調整した移行方法にて、移行を実施いたします。
- 移行方法は、お客様が保有するイメージのインポート、Red Hat Customer PortalからダウンロードできるISOイメージからインストールなどがありますので、Step1でご相談ください。
注意事項
- Red Hat Cloud Accessプログラムに関しましては、詳しくはRed Hat社のサイトにて、EAのCloud Access項 Exhibit 1.Iページをご覧ください。
- Red Hat EA Exhibit 1.I 2.4にあります、「お客様は、ベンダーのクラウドにおけるお客様のレッドハット ソフトウェア サブスクリプションの使用について、ベンダーがレッドハットへの報告を行うことに同意します。」の通り、FINEQloudでのCloud Access使用実績をRed Hat社へ報告いたします。
- 持ち込んだサブスクリプションについては引き続き、Red Hat社からサポートが提供されます。お客様が保有するサブスクリプション契約に従って、Red Hat社のサポート窓口にお問い合わせ下さい。
- 基本的に移行作業は弊社の担当者が実施します。作業費用が発生しますので、必ずStep1にてご相談ください。