三菱総研DCS×上智大学×福助 産学連携企画
「オープンデータ活用アイデアコンテスト」を開催しました
- お知らせ
三菱総研DCS株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:亀田 浩樹)は、上智大学(四谷キャンパス:東京都千代田区、学長:曄道 佳明)および福助株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:坂本 友哉)と共同で、産学連携企画「オープンデータ活用アイデアコンテスト」を3月22日に開催しました。
コンテストでは上智大学大学院でデータ分析を学習している学生を中心に、靴下・肌着・ストッキングの製造・卸売・小売を行う福助株式会社のPOS*データと、世の中のオープンデータを組み合わせて分析し、データを活用したビジネスアイデアを発表しました。
- 売上や販売商品をデータ管理するシステム
コンテスト開催の背景と目的
三菱総研DCSは、外部オープンデータと企業が持つデータを掛け合わせることによる、企業活動支援をテーマに研究開発を行っています。オープンデータを使用することで企業はコストをかけることなく手軽にデータ活用を実施できると考えています。
一方、上智大学は企業の実データをもとに実践的なデータサイエンス教育を推進しています。このたび、学生のアイデアがビジネスに発展する可能性を示し、ビジネスの現場で即戦力となる人材の輩出を三菱総研DCSとともに目指すことに賛同しました。
また、福助株式会社は企業内データの利活用策として、学生のアイデアを基に今後のビジネスに役立てられたらという考えの下、今回のコンテストへの自社データの提供を行い、三菱総研DCS×上智大学×福助 共同で本コンテストの開催に至りました。
コンテストの概要
- テーマ :オープンデータとPOSデータの関係性を探り、福助株式会社の店舗事業の戦略・施策につなげるデータ分析・インサイトの発見
- 開催 :2024年3月22日(金)(募集開始:2023年12月末~)
- 会場 :上智大学 四谷キャンパス
- 各賞 :最優秀賞×1、優秀賞×2
- 審査員 :上智大学、福助株式会社、三菱総研DCS
- 審査基準 :仮説設定力、データ分析力、プレゼン力から総合的に判断
- 提供データ:【福助株式会社】 店舗のPOSデータ(使用必須)
【三菱総研DCS】独自に収集・加工したオープンデータ(参加者取得のオープンデータ利用は可)
各社の本企画への思い、実施した感想など詳しくは、こちらのレポートをご覧ください。
今後の展望
本コンテストを経て、最優秀賞案をはじめ発表された貴重なアイデアを、ビジネスへ繋げられるよう検討してまいります。また、即戦力となる人材の育成も見据え、継続して産学連携企画に取り組んでいきたいと考えています。これからも、あらゆるパートナーや、大学など学校との連携を強化し、企業と大学の垣根を越えた「オープンイノベーション」を推進していきます。
三菱総研DCSについて
1970年の創立以来、銀行・クレジットカードなど金融関連業務で豊富な実績を有するIT企業です。2004年からは三菱総研グループの中核企業として、コンサルティングから運用まで、高品質なソリューション・サービスを幅広いラインナップでご提供し、お客様の課題解決に貢献しています。近年は、AI・データ分析技術を用いた分野など時代の先端をいく技術を積極的に取り入れ、新たな価値の創出に努めています。
上智大学について
1913年にカトリックのイエズス会によって設立された総合大学。多様な文化や価値観を受け入れ、グローバル社会の発展に寄与するリーダーの育成に取り組んでいます。世界83ヶ国・地域の400を数える大学と協定を結び(2024年3月時点)、学術面での交流や在学生の相互交換を積極的に進めています。英語による学位プログラムや、国際機関やグローバル企業との協働、多彩な留学プログラムの他、国内外でのインターンシップ科目の充実にも注力しています。
福助株式会社について
1882年(明治15年)に足袋装束店として創業。「心とカラダに『福』を。~今日の感動を未来の文化へ~」を企業理念に、140余年もの長い歴史の中で培った技術で、お客様に「福」を感じていただけるようなモノづくりやサービスを目指すレッグ・インナーウエアメーカーです。
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