INTERVIEW

ジョブローテーションで多くの業務を経験、
技術力と顧客の業務知識に精通した人財に成長したい。

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D.Tanaka

PMO部
入社2年目 理工学部経営システム工学科卒

My Work

私が所属するPMO部の「PMO」とは、Project Management Office(プロジェクトマネジメントオフィス)の略で、一般的には組織内における個々のプロジェクトマネジメントの支援を横断的に行うセクションです。ICTに係わるプロジェクトを推進する上では、特定エリアに精通した人財だけではなく、幅広いスキルを広く習得している「マルチスキル人財」も必要となります。私は、同部に所属しながら、「マルチスキル人財」の育成を目的とした社内ジョブローテーション施策を活用し、入社以来、いくつかの部署で異なる業務を経験しています。現在は、金融機関のリスク計測システムの開発を行っています。

Interview01

配属後はどのような仕事に携わってきたのですか。

まずは、ビジネスソリューション本部の案件である、学校向けネット出願システムの開発業務に約半年従事しました。その後、金融機関の社員意識調査システムの開発を経て、社内のシステム基盤更改、金融機関の取引システム開発を経験、現在は金融機関・リスク計測システム開発を担当しています。こうした案件に携わる一方で、興味のある分野に関する、ITセミナーや勉強会に参加し、そのレポートの作成・発表も行います。様々な経験をさせてもらっているので、若手社員の成長を手厚く支援する当社の姿勢を実感しています。

Interview02

これまで関わった業務の中で印象的な取り組みを教えてください。

入社して最初に携わった学校関連システムの案件(システム名:「mirai compass」)に参画したときです。「mirai compass」は、すでにリリースしている大学・高校・中学などの私立校に向けた受験生のネット出願システムです。最初に私が担当したのは、各学校の出願サイトの受験日や受験票の文言等の設定・修正作業であり、各設定に矛盾がないかどうか、あれば訂正・提案を営業担当と相談しながら行っていました。私は、ただ単純に作業を繰り返すのではなく、業務効率化を考え、作業をより早く正確に行うツールを作成しながら案件を進め、その後の開発業務で確かな充実感を味わいました。

※「miraicompass」は、日本国において登録された三菱総研DCSの商標です。

Interview03

どのようなものを開発したのでしょうか?

システム上で「ダッシュボード機能」と呼ばれるものです。学校サイドが利用するもので、この機能を作成したことによって、学校は、受験生の動向や傾向を視覚的に確認することが出来るようになり、受験生に効率良くアプローチすることが可能になりました。システム完成後には、エンドユーザーである学校の先生方を招いてプレゼンを行ったのですが、システムの有用性と将来性に高い評価をいただきました。私の出身校でも「mirai compass」を利用しており、プレゼン会場では母校の先生にお会いできる機会も得ました。その際に先生方から感謝の言葉をいただいたことは、達成感を感じた最高の想い出になりました。

Interview04

現在の仕事内容を教えてください。

金融機関の事業には様々なリスクがありますが、その中の「市場リスク」を計測するシステム開発に携わっています。リーマンショック以降、様々な金融市場規制が打ち出されましたが、その真打ちともいうべき規制が「FRTB(Fundamental Review of the trading Book)=トレーディング勘定の抜本的改定」です。端的に言えば、市場リスク管理の枠組みを全面的に見直すもので、世界の金融機関が規制当局の承認を取得する必要があります。その一つとして求められたのが、FRTB規制に応じたリスク計測システム。このシステムによって、市場リスクを明確化して対応することは、銀行経営の健全性、信用力を担保するもの。私はリスク計算に必要な要素やデータを取り込む機能の設計・開発を担当しています。

Interview05

仕事に向き合っている中で、そのような場面で「三菱総研DCSらしさ」を感じますか?

様々な知識を持っているプロフェッショナルが多いことです。案件に対する業務知識、開発技術に関する知識、各々の役割の中でトップレベルの知識を持つ人財が多数います。「多様な人財や個性」を擁し、チームとなって価値を創造しているところが、当社ならではの強みに感じています。また業務範囲が金融から一般企業の案件まで幅広いことに加え、要件定義から運用保守までワンストップでサービスを提供していることも当社の魅力だと思います。

Interview06

将来の目標を教えてください。

技術と専門的な業務知識を持った、システムの企画立案ができる技術者、あるいはそれら知見を活かした営業担当に成長したいと考えています。そして、顧客からも自社内からも感謝される人間になりたい。そのためには開発者の気持ちをまず知ることが大切だと考えています。相手の立場に立って相手を理解する、その上で自分の意見を発信することを心がけています。これまで短い期間ながらも、各案件の担当者として様々な業務を経験してきました。お客さまの業務知識も身に付けつつあります。今いる環境を最大限に活かし、目標に向かって着実に歩んでいきたいです。

Schedule

メールチェック、一日のスケジュール確認。
上司へ進捗の報告、その後設計書の作成。
同期と昼食。
ミーティング。担当チームで作業の確認。新入社員の指導。
勉強会。チームメンバーと参加。
一日のタスク整理。
退社。

Offtime

小学校から高校まで野球に打ち込んでいました。現在は、社内の部活動として野球部に所属しています。私が企画をして、会社の同期を集めてフットサルを楽しむこともあります。それ以外の休日は、外で映画を観ることや、録画しておいたテレビ番組を観るなどしてリフレッシュしています。

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