INTERVIEW

密なコミュニケーションこそが、
システム開発を前進させる。

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T.Tsukagoshi

ビジネスソリューション本部
ソリューション第2部 副部長
入社19年目 商学部商学科卒

My Work

音楽著作権を管理するシステムを担当し、企画・提案などの営業から開発、保守・運用支援までトータルにサービスを提供しています。音楽著作権が発生する楽曲は数百万、関連するデータは数億レベルのデータ量になります。これら、日常的に流通している音楽の著作権を管理するシステムを安定稼働させるのがミッションであり、同時に新たに要請されるシステム開発に対応しています。約120名のスタッフからなる部署の副部長として、部内の開発案件全般を統括・コントロールするとともに、一つのグループの課長を兼務し、実働部隊を管理。現状維持ではなく、常により良いシステム構築に向けて、プロジェクトのマネジメントをしています。

Interview01

入社して約20年、これまでのキャリアを教えてください。

入社後、システム開発を主業務とする部署に配属され、多少の所属変更はあるものの、現在まで常に開発現場に携わってきました。担当した業種は、クレジットカード会社様のシステム、出版社様、病院様の管理システム、港湾物流会社様のシステムなど多岐にわたっています。その間、プログラム開発からスタートし、SE、チームリーダー、プロジェクトマネージャーとステップアップしてきました。初めてチームリーダーにアサインされたときが、最初のターニングポイント。それまでは自分の業務に特化していましたが、チームリーダーになったことで、チームマネジメントが求められました。メンバーとベクトルや認識を共有すること、そのためのコミュニケーションの重要性を実感。自分なりの成長の手応えがありました。

Interview02

これまでのキャリアの中で、印象深い取り組みを教えてください。

稼働を予定しているシステムについて、お客様の各拠点に出向いてレクチャーや改善ポイントの吸い上げを行ったことです。先述した、港湾業務に係るシステムで、従来紙ベースの各種手続きをシステムに移行してコントロールするというものでした。お客様サイドのメンバー5名とともに、博多、神戸、大阪、千葉、横浜の5拠点を約2週間かけて行脚。当初、出向くまではシステム要件を理解しているつもりでしたが、実際にシステムが使われる現場でヒアリングすると、新たな課題が見出されたのです。その過程で同行したお客様と寝食をともにし、業務内容やシステムについてとことん会話することで、より完成度の高いシステムをつくることができました。同時にスムーズな業務移行が実現。システムが使われる現場を知ること、そしてコミュニケーションの重要性を再確認できた取り組みです。

Interview03

現在副部長として、具体的にどのような業務を行っているのでしょうか?

一言でいえば、システム開発(モノづくり)の動きをコントロールする業務となりますが、実際はプロジェクトマネージャー(PM)をマネージしていくのが主な仕事となります。それぞれのプロジェクトに関し、進捗状況や現場の問題等についてPMが報告する場があります。その報告を受けて、課題となっていることを抽出、明確にし、解決のためのアドバイスを提供していくのが私の役割です。PMをはじめメンバーとコミュニケーションを取ることで、開発現場を円滑に進行させるのが私のミッションと言えます。

Interview04

部下に伝えている大切なことは何ですか?

一つは、「手間を惜しまないということ」です。わかっているはず、できているはずと思い込んで先に進まずに、立ち止まって確認すること。“多分”という言葉は、開発の現場にあってはならないと考えています。手間を惜しまず、“多分”を払拭する作業が大切です。そしてもう一つ大事なのが、「手段が目的にならないようにすること」です。なぜそれを目指すのか、何のためにそれをやっているのか。目的とゴールを共有することが、システム開発では極めて重要です。そのためにも、コミュニケーションは不可欠なのです。

Interview05

改めて、三菱総研DCSの魅力や独自性はどこにあると考えていますか?

様々なお客様に対して、様々なシステム(サービス)を提供し、そのために様々な役割が存在するのが三菱総研DCS。だからこそ、全社的協力、英知が結集して様々な課題を解決することができるのだと思います。そのような環境だからこそ、ICTに関する多くのことを経験するチャンスがあり、また一つの分野を深く追究できる環境もあります。私自身、様々な業界・業種のお客様と一緒に様々なシステムを構築してきたことで成長してきたと感じています。

Interview06

今後の目標を教えてください。

三菱総研DCSの組織は、縦と横が協力する風通しの良いところが特徴であり、だからこそ素晴らしいものを生み出してきたし、これからも生み出していけると思っています。社員みんなが協働することで、お客様へよりよいシステム、サービスを提供するために、今まで以上に「人」が育つ組織づくりに関わっていきたいと考えています。社員の成長こそが当社の原動力であり、社員は成長することで仕事のやりがいを実感すると思っています。

Schedule

朝、その日一日のスケジュールを確認。
グループの進捗会議。グループが担当する各種案件・作業の状況確認と情報共有。
部内のプロジェクトレビュー会議。
PMからの状況報告を受け、マネジメントについてアドバイス。
お客様や上席への状況報告資料等を作成。
各種計画策定やスケジュール調整。
退社。

Offtime

10代からテニスを継続しています。数年前まで東京実業団対抗大会に団体戦メンバーとして出場していました。3年前に始めたのがゴルフ。打ちっぱなしで練習し、上司や同僚と年1~2回ラウンドしています。

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