INTERVIEW

お客様が本当に求めているものを追求。
入社2年目に感じる着実な成長。

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N.Kaneko

決済事業本部
決済推進部
入社2年目 理工学部経営システム工学科卒

My Work

決済推進部では、クレジットカード会社様の既存システム統合を目的とした新規システムの開発を行っております。現在のお客様であるクレジットカード会社は数社が統合して生まれましたが、システムは別々に稼働していました。業務効率化やサービス向上を目指し、システムを統合する取り組みが数年前から進められており、2019年から順次統合し、完成を目指す大規模プロジェクトです。その中で私は現在、開発チームメンバーとして、業務アプリケーションの開発業務に従事しています。自ら最適処理に向けた様々なアプローチを考え、モノづくりを行い、最終的に巨大なシステムの一部になっていくことに対し、やりがいを感じながら取り組んでいます。

Interview01

仕事を通じて思い出に残るエピソードを教えてください。

現在の部署に配属されてから1年半ほど経ちました。初めの半年間 はOJT(On the Job Training)期間。右も左もわからない私でしたが、OJT担当者に懇切丁寧にサポートしていただきました。当時4年目の先輩社員だったこともあり、気軽に相談、質問ができる環境でした。OJT期間を終え、入社2年目になると後輩もでき、質問をされる機会も増え、相手が望んでいる回答や悩んでいる本質的な原因を的確にとらえるのは非常に難しいことを実感。相手の質問や悩み、要望に対し、100ではなく、さらに付加価値を付けて返すことが私の目標の一つとなった出来事でした。

Interview02

開発の現場で心掛けていることは何ですか?

お客様が本当に求めていることは何なのか。実現したいことは何なのか。そのためにどのような機能が必要なのか。常にそのことを心に留めて開発に取り組んでいます。私は設計書に基づいた、いわゆるプログラミングを担当していますが、実際のプログラミングには複数の人が関わっており、また設計書には曖昧な部分がどうしても付きまといます。疑問をスルーするのではなく、共有し早い段階で明確にすることが必要だと思っています。そのため、時間がかかっても、お客様に疑問を投げかけ、そのやり取りの中で解決していく姿勢で臨んでいます。

Interview03

具体的に、そのような場面はありましたか?

はい。クレジットカードの精算は、銀行引き落とし以外に、コンビニエンスストアに請求書を持参して精算する方法があります。極めてレアなケースですが、支払い元本を手数料が上回ってしまうケースがあることに気付きました。手数料はコンビニエンスストアにクレジットカード会社が支払うものです。地方の過疎地域など、取扱いが少ないとそのような逆転現象が起こる可能性があり、システムに狂いが生じかねません。私はその点を指摘し、設計担当者に報告。お客様からは「確かにありえる」という回答が得られました。このようにふとした気付きや疑問が、問題抽出とその解決に繋がると感じました。

Interview04

システム開発という仕事の面白さは何でしょうか?

現在の主な業務は日本語設計書をプログラム言語Javaに翻訳していくプログラミングです。そのアプローチの方法は多彩。シンプルで見やすいものにするか、処理速度を速めるにはどうすればいいか、自分たちで考え作っていきます。たとえば100行のプログラムでも、全体最適化を考えれば20行で可能な場合もあります。まだ駆け出しの身ですが、非常にセンスが求められる仕事だと感じています。一つのアプローチを選択し、その先を自分で考えて作っていく中に、新しい発見があり、仕事の面白さが詰まっていると実感しています。

Interview05

職場として三菱総研DCSを選んで良かったと思える点は?

一つは、システム設計・開発・運用・保守といった工程をトータルで提供しているため、様々な分野において技術力が高いスペシャリストがいること。もう一つは、何百人規模で同期がいるわけではないため、同期との距離感が近いと感じること。他部署の同期と食事や飲み会に行くと、普段携わってない業界のことや、開発工程のこと、優れた先輩社員のことなど、勉強になることがたくさんあります。そんなとき、この会社で良かったと思えますね。

Interview06

成長を実感するのはどんな時ですか?

入社1年目は、目の前のことに必死でした。今、入社2年目になり、落ち着いてモノを見ることができるようになってきたと感じています。少し異なった視点や立ち止まって考える余裕が生まれ、見えなかったモノが徐々に見えてきた気がしています。

Interview07

将来の目標は何ですか、どんな人財に成長したいと考えていますか?

目の前の開発作業に没頭していると、システムで実現したいこと、お客様が望む機能などの本質的な目的を見失いそうになってしまうことがあります。そんなときは一度立ち止まり、大きな視点に立って物事を整理すると視界がスッキリしてきます。そもそも、相手の本音や要望などを引き出すことは簡単なことではありません。相手の要望を確実にとらえることができるエンジニアになりたいと考えています。将来的には、動いているシステムを使った取り組みにも挑戦したい。その一つが「マーケティング」。自分のやりたいこと、夢に向かって邁進していきたいと思っています。

Schedule

開発チームの朝会。メールチェック、バージョン管理しているドキュメントやソースコードの更新など。
開発作業。設計書などを参考に、Java言語を用いたコーディングやテスト。
同期とランチタイム。常駐先である築地は美味しいものの宝庫。
チーム内でプログラムの処理に関する情報共有や検討。
開発作業、プロジェクトマネージャや有識者のレビュー。
退社。帰宅後は映画か海外ドラマを見ることが多い。

Offtime

一日中映画や海外ドラマを観るインドアな日も好きですが、アウトドアの日は釣りやキャンプ、同期とスノーボードやゴルフに行くこともあります。先日は、会社のゴルフコンペに初参加しました。

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