
社員を知る|Employee Introduction
分析のスペシャリスト としてだけでなく、 新たな領域での活躍も視野に。
産業・公共部門 ERP事業本部 デジタルイノベーション部
データサイエンティスト
2014年入社(経営学部 出身)
Profile
学生時代はマーケティングや心理学を学びながら、資格取得やバンドサークルなど様々な活動に取り組む。就職活動では友人の勧めでITに興味を持ち、安定感と教育の充実ぶりに惹かれて三菱総研DCSへ入社。現在は、データサイエンティストとして幅広い業務に携わっている。
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ITスキルや提案力を獲得したいと
入社を決意。
就職活動をはじめた当初はメーカーの企画営業を目指していました。しかし、営業職は転勤が多いということを知り、20代の成長を考えると情報や人が集まる都心で働くメリットの大きさを感じていたため、もう少し広い視野でいろいろな業界を見るようになりました。そのとき友人を通して知ったのがIT業界です。未知の世界ではありましたが将来性や可能性を考えたときに、10年後を見据えてITスキルや提案力を20代のうちに獲得すべきではないかという思いが芽生え、東京に本社がある当社を受けることにしました。じっくりと腰を据えて実力を身につけたいと考えていたので、自己資本比率の高さからくる安定感や研修が充実している点も魅力的に思い、入社を決意しました。
My Work

新たな発見や法則を見つけるのは、
データサイエンティストの醍醐味。
現在は通信企業における決済領域にて分析プロジェクトのマネージャー業務を複数担当。
お客様と相談をしながらデータの可視化・要因分析・予測予兆の各フェーズにおいて統計学や機械学習などの分析手法を用いた結果を提示し、お客様のビジネスを推進していくことがデータサイエンティストのメイン業務です。この仕事の面白さは、会員データはもちろん、決済や関連サービスのデータなど、大量のデータを掛け合わせてお客様自身もまだ気づいていない新たな発見や法則を明示していく点にあります。例えば、クレジットカードユーザーがどのような場面で消費者心理をくすぐられて行動に至るかなどの仮説検証をしていきます。ユーザーは一人を想定しがちですが、家族や世帯の代表ユーザーと捉えると際限なく仮説や考察が捗るため、好奇心が強い方や考えることが好きな方にはやりがいの大きい仕事だと思います。
Turning Point
今の自分を築いた、システム分析基盤の開発プロジェクト。
入社7年目の頃、競合ひしめき合う中、システム基盤開発に伴う情報系システム構築プロジェクトに挑戦したことは、私の大きなターニングポイントとなりました。お客様のグループ企業ではない当社が、日々の分析実務から信頼を勝ち取り、契約を追加で受注。データ分析者の知見を活かしながら、お客様のシステム部門とユーザー部門の橋渡し役を中心に、数年間にわたりプロジェクトを支える役割を担いました。急拡大していくチームの中、上長たちと日々作戦を重ね、試行錯誤を繰り返しながら無事にプロジェクトを遂行。ITスキルとデータ分析スキルを最大限に活かせたことが成功に繋がり、結果として部の中期経営計画目標の実現にも貢献できました。
Vision

部内だけでなく、
会社全体に貢献していきたい。
データサイエンティストとしてのメイン業務と並行して、現在はお客様が抱える既存サービス全体を見直すための分析テーマ創出という上流工程に直結するコンサルティング業務も担当。同時に、他部と連携しデータ利活用に関するアドバイザリ業務も実施しており、お客様ミッションを実現するためのデータ分析に取り組んでいます。これまでは部の柱となる案件を中心に担ってきましたが、今後はより視座を高めて、全社における重要な分析業務のアドバイザリとして、これまで得た知見を横展開し、全社のパフォーマンスを引き出していくような役割ができたらと考えています。
Career Pass 〜私のキャリアパス〜
過去の苦い経験をチカラに変え、
自分が貢献できるフィールドを広げ
ていく。
入社当初は、部内で必要とされる基本的な資格試験に落ちるなど、出鼻をくじかれるような社会人スタートを経験しました。気を落とすこともありましたが、同期たちとの関係性や自分を可愛がってくださる先輩の存在に励まされ、諦めるわけにはいかないと業務終了後に猛勉強するなど一層努力をした若手時代でした。
様々な経験を経て、今では自分のスキルに自信と誇りを持って日々の業務に臨んでいます。ターニングポイントとなったプロジェクトでは、非常に高い評価を得ることができました。30歳頃の出来事でしたが、そのときの経験が今の私の基盤となっています。
現在はデータサイエンティストの本質であるお客様ビジネスの推進への価値貢献として、施策単位の支援だけでなく会社の長期的な戦略に関する部分にも業務の幅が広がっています。5年後には分析業務の当社第一人者として対外的な発信をできたらと考えています。10年後は予想もつきませんが何か新領域や新サービスの渦中にいることができれば、ビジネスマンとしてワクワクして過ごせるのではないかと思っています。
Schedule 〜1日の過ごし方〜
私のルーティーン
父親である私は、息子や娘を送ったり、迎えに行ったりすることも大切な役目です。該当する時間を予めスケジュールで確保するなど、業務との両立を考えて仕事の予定を組むようにしています。
Private Time 〜私の自分時間〜

仕事を終えた後は、子どもたちとの時間を大切にしています。最近は一緒にゲームを楽しんだりしています。生まれたばかりの頃には育休も取らせていただき、周りの仲間たちもサポートしてくれたので、仕事も家庭も両方大切にすることができました。こういった環境が当たり前にあるところも、当社の良いところだと感じています。