
スペシャルコンテンツ|Special Contents
TALK SESSION|女性活躍篇
Introduction
三菱総研DCSで活躍する、世代や立場の異なる女性4人が集まり、柔軟な働き方やキャリアにおける管理職、そして女性活躍というテーマについて様々なことを語り合いました。
Profile

小磯
執行役員
人事本部長兼DE&I推進部長
1995年入社(現代文化学部 出身)

有働
金融・決済部門
金融事業本部
金融開発第2部 部長
2012年キャリア入社(文学部 出身)

佐藤
産業・公共部門
ソリューション事業本部
公共ソリューション開発部 課長
2008年入社(文芸学部 出身)

大岡
テクノロジー部門
テクノロジー本部
エンタープライズテクノロジー部
2022年入社(食マネジメント学部 出身)
※所属部署・掲載内容は取材当時のものです。
働きやすい制度・環境に加え、 それを支えるカルチャーが根付いている 働きやすい制度・環境に加え、 それを支えるカルチャーが 根付いている

男女ともに活躍する会社には “男性管理職” “女性管理職”という言葉は必要なくなる 男女ともに活躍する会社には “男性管理職” “女性管理職”という 言葉は必要なくなる

大岡
私は入社4年目で、正直まだ、自分のキャリアプランの中で管理職というものについて具体的にイメージすることができていません。身近に子育て中の女性管理職の方もいるため、適性や希望に合わせて男女ともに管理職を目指せる環境であることは感じているのですが、今回皆さんと座談会ができるということで、管理職というものについての解像度を上げることができれば、という思いで参加させていただきました。

佐藤
会社全体として女性の活躍を推進していますし、結婚・出産・育児などを迎える方々のキャリア形成を支援する仕組みも年々整ってきています。ただ、私の所属部署では、現場社員、管理職に関わらず男性か女性かといった点で業務の割り振りや役割が限定されることはありません。そんな環境の中で私が管理職として最も大切にしているのは、各メンバーの成長です。なぜなら、それが組織の持続的な発展に寄与すると思うからです。常々メンバーが新しい領域や経験の少ない業務にチャレンジする機会をつくるよう心がけていますし、未知の領域に踏み込む際には私も一緒に学びながらサポートするようにしています。それぞれのやり方があると思いますが、私は管理職をしていく上でそういった視点を大切にしています。

有働
私の場合はこれまでやってきたことの延長線上に管理職という役職があり、管理職になることを目的に歩んできたわけではないんですね。目の前のひとつひとつの仕事に向き合っていった先に現在があったという感じです。なので、大岡さんの感覚はすごく理解できます。その上で、女性の管理職というものの意義について考えてみると、やはり“当社で働く仲間を増やす”ということなのかなと捉えています。性別に関係なく管理職になれる環境がある一方で、世の中にはまだ無意識のバイアスというものは少なからずあります。そういったものを取っ払っていく意味でも、やはりロールモデルが必要であり、それが私たち女性管理職の役割なのだと感じています。

小磯
先程、男性の育休が当たり前になってきたという話がありましたが、女性の管理職も同様にその数が増えれば増えるほど、今以上に当たり前の状態になりますし、そもそも“女性管理職・男性管理職”という言葉すら必要なくなると思うんですね。そういう意味で、もっともっとたくさんの女性にそのポジションで活躍してもらいたいという気持ちがありますし、有働さんと同じくロールモデルとしての使命感もあります。また、学生の皆さんと接していると、そもそも学生の方がジェンダーギャップのない世代になっているんですよね。だからこそ、我々の方がジェンダーギャップについてもっともっと柔軟でいなければと思っています。

誰もが活躍できる会社であるために 三菱総研DCSそのものが変わり続けていく 誰もが活躍できる 会社であるために 三菱総研DCSそのものが 変わり続けていく

佐藤
性別やバックグラウンドに左右されることなく、それぞれの強みを活かしながらキャリアを築いていける環境が当社の魅力だと感じています。自分らしく輝きたい、何かにチャレンジしたいという思いがある方は、ぜひ当社を検討してみてください。周囲には同じように挑戦を重ねてきたメンバーがいますし、困ったときに声をあげれば手を差し伸べてくれる仲間がいます。私も、これから一緒に働く仲間のひとりとして、皆さん一人ひとりがやりたいことを実現しやすい環境づくりに協力していきたいと思っています。

大岡
今回の座談会に参加して、いろいろなお話を聞く中で、やはり長いキャリアの中でやりたいことや働き方は変化していくものなのだと思いました。だからこそ、働きやすい制度や環境、それを支える周りのサポート、そして自分が理想とするキャリアを築いていくことができる会社を選択するということが改めて大切だと実感しましたし、同時に当社に入社して本当に良かったなという思いが強くなりました。

有働
そう思ってもらえたなら良かった。古い慣習を変え、時代に合った働き方へと変革し続けてきたからこそ、現在の当社があると思いますし、そんな会社だからこそ、皆さんご自身の成長とワークライフバランスの両方をかなえられると思っています。社会人として歩んでいくとき、与えられるばかりでなく、自身がなりたい姿を思い描き、そこに向かって一歩一歩進んでいくことが大切だと思っていますので、社会人として成長していきたいという強い気持ちをお持ちの方はぜひここで一緒に働きましょう。

小磯
今、採用ページでこの記事をご覧になっている皆さんは、当社に興味を持っていただいていると思っています。当社のパーパス“日常とビジネスに新しいカタチを。”にある通り、私たちは今の良い点を活かしつつ新しいカタチを生み出すためにチャレンジしていく必要があると考えています。そして、新しい何かを作り出すためにはこれまでとは違う何かを取り入れていくことが不可欠だと思っています。そのひとつが、ジェンダーや国籍、年齢や経歴の違いといった多様性を受け入れることであり、その先に誰もが自分らしく柔軟にいきいきと活躍できる会社があると信じています。新しいマインドを持ち、新しい当たり前に柔軟な、皆さんと共に、さらに素敵な会社にしていければ最高ですね。

小磯
採用活動を通じて、学生の皆さんのリアルな声を聞く機会が多いのですが、やはり“柔軟な働き方”ができるかというところに強い興味関心があるように感じています。まずはその点において、各種制度を利用する立場もしくは利用するメンバーをマネジメントする立場から、当社の働き方について率直にどんなイメージを持っていますか?
大岡
私はフレックスタイム制やテレワーク勤務など働き方を自由に選択できる面がとてもありがたいと感じています。また、年次有給休暇の取得を推奨している点なども含め、社員が働きやすい制度や環境が整っている職場だと思っています。例えば、通院が必要なとき。平日の日中に働いていると病院に行く時間をとることは難しいですが、フレックスタイム制をうまく活用することで出勤前に病院に行くことができるので重宝しています。
佐藤
日頃の働きやすさを支える制度の他にも、出産に伴う産休や育休、介護による休暇や休業などライフステージに沿った支援も充実していますよね。課長という立場で言えば、そうした制度を利用しやすい環境づくりも大切にしており、普段からのコミュニケーションはもちろん、作業内容の可視化、メンバーそれぞれのスキルや特性、タスクの進捗状況を互いに理解し合うなど、周囲がフォローしやすい雰囲気が生まれるよう心がけています。そこが不十分だと、制度を活用する側もサポートする側も負荷が高まってしまうので、日頃からこまめに対話することを意識しています。
有働
コロナ禍以降、柔軟な働き方はより一層当たり前のものになってきていると感じますね。今回は“女性活躍”というテーマの座談会ですが、実感としては男性の育休取得率もぐんと上がってきているように思います。男性自身が育休を取ることに対して抵抗感がなくなってきていますし、周囲の理解も深まってきているからだと思います。一人ひとりの置かれた状況やライフスタイルに合わせて柔軟な働き方ができるという意味では、象徴的な変化ですし、一方で男性や女性という区別がなくなりつつある証拠だと感じています。
小磯
いろいろな視点があってとても参考になります。私自身、産休と育休を2回取得しましたが時短勤務は大変ありがたかったですし、介護を経験した際にはテレワーク勤務に非常に助けられました。日頃の働きやすさはもちろんですが、全ての方がライフステージの変化に直面する可能性があるという点で、やはり長期的に働きやすい環境の実現とそれが当たり前であるというカルチャーの醸成は欠かせませんね。2025年の4月から新たに導入した時間単位休暇という制度も、育児・介護双方に有効だと感じているので、今後も時代やニーズに合った制度の拡充を図っていければと思っています。