導入事例インタビュー

大阪府済生会吹田病院様従業員数:約1700人

  • 誰でも残業無しで安心して
    働ける環境づくりに貢献
  • 人事・給与・勤怠のトータル改善で
    あるべき人事業務へシフト
  • 適切なデータ管理による
    労働環境の改善
    医師に選ばれる病院
ご利用サービス一覧
吹田病院 橋本 尚也様/湯山 美博様/
辻 佐世子様/菅原 亜希子様
弊社営業担当 辻村/辻

社会福祉法人恩賜財団大阪府済生会吹田病院は、1945年に創立の地域に根差した病院。“やすらぎの医療”を理念に、500床を抱える病院として、永年地域医療をリードし、2009年には地域医療支援病院の指定を取得。また、2002年には全国の済生会病院として、初の品質マネジメントシステムISO9001の認証を取得するなど医療の質にも積極的に力を注ぐ。

ヒューマンエラーがシステムエラーになってしまう状況の打破

橋本様 :

病院独特の勤務体系や職種の多様性もあり、それまでのシステムは不具合が多い状況でした。加えて、SEのスキルに依存する割合が高く、ヒューマンエラーがシステムエラーにそのままなってしまうような状況でした。計算ミスも多く、法改正にも計画的な対応ができていませんでした。

人事課長橋本 尚也様
湯山様:

私は、保険請求部門から異動で人事部門に来ましたが、人事はシステム化が大変遅れている印象でした。紙で手計算しているものも多く、かなり手間がかかっていました。こんなやり方をしていたら絶対ミスが起こるだろうと感じました。

人事課 採用労務グループ 係長湯山 美博様

トータル改善で院内全体の効率化を実現

橋本様:

2010年にシステムの入れ替えが決定し、人事のシステム化プロジェクトが始まりました。まずは「当たり前のことが当たり前にできる人事」を目標に準備を進めました。要件を整理しながら、給与計算システム、人事システム、勤怠管理システムと段階的に導入し、無理のないスケジュールプランを立てました。システムの導入に際しては、まずパイロット部門として事務部門で先行導入し、課題を洗い出し、それらを解消してから、医師を含めた全部門に展開しました。

湯山様:

段階的にシステム化を進めたのは非常に良かったと思います。現場からの要望を吸い上げながら、運用に合ったシステム仕様を三菱総研DCSに依頼し、使いやすいものに仕上げていきました。最終的に医師部門にシステム適用することがうまくいくか心配でしたが、電子カルテなどPCの扱いに慣れていることもあり、想定よりもスムーズに導入することができました。

PROSRV(プロサーブ)の利用によりあらゆる面で業務が効率化

辻様 :

以前のシステムでは法改正対応がタイムリーではないこともありました。今は法改正対応も事前にお知らせが来るので安心して対処できます。特にメリットを感じているのは年末調整や、地方税年度更新のスポットBPOサービスです。院内で業務を行っているときは、短期間で1,000人以上分の紙の資料と向き合う一大イベントで、一時的に人員も増強して対応していました。

今は、完全にアウトソースできているので、データをきちんと集めて出すだけで業務の大半を終えることができます。また、社会保険の随時改定対象者のリストを毎月ピックアップしてくれるのも助かっています。以前は基本給与の変動がない人もひとりひとり調べなければなりませんでしたが、システムから改定のある人だけが抽出されて、非常に効率化されました。

人事課 採用労務グループ辻 佐世子様
人事課 採用労務グループ菅原 亜希子様
菅原様:

PROSRV(プロサーブ)は日々の業務で使っています。はじめて業務を教わった際も、迷うことなく、すぐに画面操作ができました。特に勤怠管理では、紙ベースの資料を手計算で集計している時代を経験しているので、ミスと労力はかなり減ったと思います。今は、集めるところ、計算するところをシステムが一括でやってくれているので、内容の確認に専念できます。以前は残業になってしまうことが多々ありましたが、定時で帰れるようになりました。また、休暇取得状況の確認は、過去のデータが必要になるため、従来は鍵のかかった倉庫に休暇申請書を探しに行っていました。今では画面上で確認作業を簡単に完了することができ、非常に助かっています。エラーやうまくいかないことがあったときも、親身になってサポートしていただき感謝しています。

人事の見える化に貢献し、本来のあるべき人事業務へ

橋本様:

ローカルルールで引き継いできたもの、計算の根拠がなかったものについてもシステム化にあたってマニュアルの整備を行い、人が変わっても対応できる仕組みになりました。人事のシステム化にあたって、常に人事業務の見える化をしたいとお伝えしてきましたが、業務が整理でき、欲しいデータが適時適切に取得できるようになり、こちらの要望が実現できたと感じています。具体的な導入の効果例としては、ママさんも残業せずに安定的に業務を遂行できるようになったことが挙げられます。PROSRV(プロサーブ)を導入した8年前より職員が300名ほど増加しているが、人員は追加せずに対応ができています。また、本来の人事としてやならければならない業務に人が割けるようになったことも成果です。院内の衛生委員会の役割を拡大することができ、残業時間の把握に基づく職員のメンタルヘルスケアや労務管理に時間をかけられるようになりました。統計データに基づくアドバイスや意思決定ができるようにもなりました。8年前であれば考えられなかったことです。

湯山様:

システム化されたことで、紙の勤怠票で行っていたときよりも早く正確にデータが取れるようになりました。世の中で働き方改革と言われていますが、医師はその中でも特に過酷な労働条件です。医師のためにも残業時間・休日出勤などの正確な現状把握にシステムは欠かせません。人事部として、労働時間や職場環境の改善へとアドバイスができるようになり、明らかにルーチン作業からより価値の高い仕事へシフトできるようになってきたと思います。

フットワークの軽さと業務理解を評価

橋本様:

営業の方のフットワークが軽く、大変スムーズにプロジェクトを進めることができました。人員の問題で大変困っているときにも、手厚いサポート体制を作っていただき、とても親身になって対応いただきました。ありがとうございました。

湯山様:

開発の方がよく私たち病院のことを理解してくれていて、大変相談しやすかったです。感謝しています。システムの利用が病院全体に広がってきたため、人事部門への問い合わせも増えてきました。現場の人がシステムをもっと使いこなし、人事部門に問い合わせしなくても自己解決できるようになっていくと、より助かります。

医師の労働環境を改善し医師に選ばれる病院へ

橋本様:

当たり前のことを当たり前にできる人事は一定程度達成することができたと思います。次は、人事の見える化をさらに推進し、質の高い人事を実現していきたいと思います。医師は使命感が強く応召義務もあるため労働時間の管理がおざなりになりがちです。正確なデータから人事として適切な支援を行い、医師に選ばれる病院にしていきたいと思います。

取材日:2018年6月