ケース別人事給与システム活用成功事例(複数の拠点を持つ製造業)
複数の拠点を持つ製造業で、システムの維持運用に関わるコストを
トータルでPROSRVのクラウドシステムを活用することで、業務を効率化した事例
![システムクラウド化によりシステム運用に関わるトータルコストを40$も削減 給与計算の多拠点入力により業務効率化を実現](img/success_system_pic.png)
製造業
300名(3支店,3工場あり)
各工場総務部門で給与計算を担当
各工場総務部門で給与計算を担当
システムクラウド化によりシステム運用に関わるトータルコストを40%も削減
給与計算の多拠点入力により業務効率化を実現
BPOサービス導入前
システムクラウド化の経緯
- 給与計算パッケージシステムの保守サポート期限が迫っていた。
- 本部の担当者1名がパッケージシステムを専用PCで運用していたが、拠点や従業員の増加に伴い、拠点からの給与情報収集負荷、労務管理負荷が増え、業務の継続が限界に達していた。
システムクラウド化の課題や懸念事項
- 保守期限までの短い期間で切替を行う必要があった。また、限られた予算しか計上できていなかった。
- 給与計算担当者は、実務経験があるベテラン社員であり、担当のローテーションも検討していたが、ノウハウの継承や業務品質の低下に懸念があった。
- 拠点で分散入力を行う場合、拠点担当者に全社の給与計算情報を見られないよう権限をコントロールする必要があった。
- インターネット経由のクラウドシステムで人事情報を管理することに、会社として抵抗があった。
お客様が抱えていた人事給与課題に対するご提案
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広範囲のBPO化ニーズもあったが、導入期間や予算に制約があったため、まずはシステムのクラウド化で自社運用よりTCOを抑える提案を行い、広範囲BPO化に向けた段階的な提案を実施。
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多拠点入力を実現するため、パッケージシステムを社内ネットワークで利用するよりも安価なクラウドシステムの利用を推進。
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ベテラン担当者の業務を見える化することで、業務継続が図れるシステム仕様を提案。
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細かい権限設定管理を利用することで、情報統制が可能なシステム設定を行う。
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堅牢なデータセンターによるシステム保守運用、通信の暗号化等により、自社運用よりも高いレベルでセキュリティ対応が可能であることを提案。
導入サービス
- PROSRV on Cloud人事・給与
- PROSRV on Cloudマイナンバー管理
BPOサービス導入後
導入効果
![TCO40%削減!](img/success_system_after_img.png)
給与計算パッケージシステムのネットワーク化に比べ、
導入費、運用費をあわせたTCOを40%削減することができた。
- クラウドシステムでの多拠点入力が実現し、業務の分散化と効率化により安定した運用ができるようになった。
- システム導入時に給与計算のベテラン担当者が持つ運用上のチェックポイントをシステムロジックに組み込むことで、誰でも同じ品質で運用が行えるようになり、業務引継をスムーズに行える環境となった。
- お客様の給与計算仕様を理解した担当者が電話サポートを行うことで、ベテラン担当者でなくても業務運用ができるようになり、人財ローテーションが不安なく行えるようになった。