ケース別人事給与アウトソーシング成功事例(全国展開する小売業)
全国に多くの拠点を構える小売業における人事給与業務の課題
一例として個別でパソコンを支給していない、紙を使った運用、地域毎に異なる給与計算ロジックなどの解決に
PROSRVの人事給与アウトソーシングサービスを活用して、業務を効率化した事例
小売業
3,000名 全国100拠点 PCは各拠点に1台
毎年苦労していた年末調整申告の煩雑な紙対応からの脱却
年末調整時期の残業0へ
BPOサービス導入前
BPO推進の経緯
- 全国に多くの拠点があることで、業務面では年末調整時期の負荷が特に高く、残業量も増加しコスト負担が大きかった。更に、今後は人事データを一元管理し、昇給、異動等に活かしていきたいという思いがあり、過去導入時に使いこなせず陳腐化した人事システムの再導入を検討したかった。
BPO推進の課題や懸念事項
- 年末調整事務のみを委託できる会社が存在するか。
- 委託に当たり、社内の運用フローを見直す等切替負荷が高く、通常業務を実施する中での移行が難しいのではないかという不安があった。
- 年末調整は、Webシステムによる申告を導入したいが、PC操作に不慣れな社員が多いため、導入が難しいのではないか。
- 人事管理はしたいが、過去のシステムのように導入や運用負荷が高く使いこなせないと言うことにはしたくない。
お客様が抱えていた人事給与課題に対するご提案
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人事給与システムをクラウド基盤に切替るとともに、年末調整業務のBPO化を推進することで、標準化されたプロセスで品質の高い受託が可能であることを提案。
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Web申告を前提とすることで、ペーパレス化を推進。
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当初のニーズであった年末調整の事務作業に加え、同じく定型的で月次、年次に発生する地方税年度更新、マイナンバー事務作業を含めアウトソースすることを提案。
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人事管理機能のニーズに対し、使いやすく、自由に項目や帳票が作成できる人事システムをご提案。
導入サービス
- PROSRV on Cloud人事・給与
- PROSRV on Cloudマイナンバー管理
- 年末調整事務サービス(Web年末調整申告サービス利用)
- 地方税事務サービス
- マイナンバー事務サービス
BPOサービス導入後
導入効果
年末調整に関わる自社作業はほぼなくなり、
年末調整時期の残業は0となった。
- 移行時には事前にDCSで準備している資料の社内報知のみで、社内の混乱はなく、運用フローも最低限の変更で負荷なく移行ができた。
- 初めての人でもガイダンス通りに入力をすることで申告がスムーズに完了でき、自宅PCからも操作ができるため、期限通りに終わらせることができた。
- 人事管理は、自社に合わせた項目設定や帳票設定により、昇給、異動等の様々な場面で活用することができるようになった。