ケース別人事給与アウトソーシング成功事例(シェアードサービス部門)
自社でシェアードサービス部門(複数の子会社やグループを持つ企業の間接業務を一元管理する部門)を持つ企業様が、
PROSRVの人事給与アウトソーシングサービスを活用して、業務を効率化した事例
シェアードサービス部門
10,000名(関連子会社15社)
グループ会社を統合した人事給与業務の推進
グループ会社を統合した人事給与業務の推進
シェアード会社のバックオフィスにBPOを活用し、 グループ向け人事給与関連業務のサービスを向上
BPOサービス導入前
導入の経緯
- 親会社人事部を主体にしたシェアード・サービス・センター(SSC)を設立して関連会社を順次取り込んできたが、親会社を基準とした高度なパッケージシステムの展開は関連会社のコスト負担が厳しく費用対効果が出せず、計画通りにグループ会社を取り込めずにいた。
- 業種、業態、制度が異なる関連会社を属人的に運用しており、ドキュメントも整備されてないため、シェアード・サービス・センター(SSC)における担当者の退職・休職にともなう業務継続リスクが顕在化。
- 年間ピーク時の要員確保が困難であり、年末調整時は深夜残業、休日出勤が常態化しており、労務管理上問題となっていた。
導入にあたっての課題や懸念点
- 人数、制度の異なる各社のシステム基盤を相応の負担で導入する方法。
- 今後対象企業を増やしていくための要員リスク回避方法。
- グループ共通基盤の推進にあたり、各社の納得行くルールを整備できるか。
お客様が抱えていた人事給与課題に対するご提案
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現システムは親会社のみ利用とし、関連会社は安価に高度な機能が利用できるクラウドシステムに切替。
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システム切替時に業務運用ルールを共通化し、仕様書の整備を支援。運用開始後の仕様管理を含むサポートを提供。
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年間ピーク業務をBPO化することで、大量処理によるコスト削減と要員確保リスクをヘッジ。
導入サービス
- PROSRV on Cloud人事・給与
- PROSRV on Cloudマイナンバー管理
- 年末調整事務サービス
BPOサービス導入後
導入効果
年間ピーク業務をBPO化することで、
ゆとりある要員計画を実現できるようになった。
- ルールの共通化によりシェアード・サービス・センター(SSC)内の要員ローテーションが容易となった(人的リスク低減)。
- 従量課金のクラウドに切り替えたことで、委託費を削減でき関連会社満足度が向上した。これまでコストがネックで取り込めなかった中堅以下の企業もシェアード・サービス・センター(SSC)化へ移行できた。
- 関連会社運用のバックヤードの支援により、複雑な親会社の関連業務に優秀な人材を投入することが可能になった。