三菱総研DCSを客観的に理解する

Cross Talk

異なる環境を
知っているからこそ実感できる、
三菱総研DCSの強み、魅力とは。

Introduction

三菱総合研究所との連携が生む顧客対応力、高度なプロジェクト推進力や技術力の高さ等、三菱総研DCSの強みを表現する言葉は多々ありますが、その説明だけで学生のみなさんが会社の本質を掴むのは難しいかと思います。三菱総研DCSとはどのような会社なのでしょうか。それを明らかにすべく、ここでは中途で入社した社員と新卒で入社した若手社員の視点から、三菱総研DCSについてフランクに語っていただきました。

柏原

金融事業本部 副部長
2015年中途入社

平山

金融事業本部
2015年入社

田中

金融事業本部
2016年入社

ビッグプロジェクトを推進する「電力開発室」
自由化に対応した料金計算システムの開発

柏原

最初に我々三人が所属する、電力開発室について説明しておきたいと思います。日本の電力業界は2016年4月に完全自由化されたことで、他社とどのように差別化を図っていくかは最重要課題といっても過言ではありません。特に電気料金に関して消費者は敏感に反応しますし、電力会社にとって効率的かつ合理的な料金システムの構築は喫緊の課題でした。そうしたニーズに対応すべく、当社として初めての電力案件を受注。それが社内屈指のビッグプロジェクトであり、電力開発室の発足となりました。

田中

社内的にも電力開発室の発足は、画期的な取り組みで、大きな期待が寄せられていますよね。

柏原

その通り。そこで実際に開発の現場に関わっている二人は具体的にどんな取り組みをしているのか聞かせてください。

田中

私は料金計算システムの開発ならびに保守を行っています。そのシステムは電力会社にとってお客様への請求元となる電気料金の計算を行う仕組みであり、極めて重要なシステムです。現在も機能拡張対応、制度対応などの案件を進めており、お客様からの期待の大きさを日々感じています。

平山

私も田中さん同様のシステムを担当していますが、その中でもお客様である電力会社の営業担当者が利用する情報端末の画面構築を担当しています。システム開発においては、効率的で利便性の高い営業ツールを提供すること、保守業務では、お客様の窓口として、より良い信頼関係を築けるよう常にしっかりと向き合うことを心がけています。

人を育てる風土、柔軟な組織力
やりたいことにチャレンジできる

柏原

まず、二人の入社理由、当社のどこに魅力を感じて入社を決めたのかを聞かせてください。

田中

私は大学では生物学を専攻していました。実験結果の解析等でICTに触れる機会も多く、ICTが生み出す便利さや快適さを実感。その経験から就職に関しては、ICTを軸に考えていました。当社は金融システムの開発で培ったノウハウをベースに、一般企業や学校関連、社会インフラまで多岐にわたった領域をフォローしている点に非常に魅力を感じて入社を決めました。

平山

私は文系の出身で、当初は金融業界にアプローチしていましたが、その過程で、24時間稼動しているシステム、それを支えるICT業界に興味を持ちました。ユーザー目線でお客様と近いポジションで仕事をしたいと考えていた私にとって、ユーザーと直接接点を持っている当社はとても魅力的でした。柏原さんはどのような経緯で、当社に転職されたのでしょうか。

柏原

二人も知っている通り、私は転職して当社に入社しました。実は20年以上にわたって、別会社から当社のBP(ビジネスパートナー)として、金融関連のシステム開発を担当しており、当社のことはBPという立場ではありましたが、かなり深く知っていたのです。仕事自体は充実していましたが、BPであることから直接お客様の顔や案件の成果が見えにくい部分がありました。直接お客様と向かい合う立場で実力を試したかったことが、当社へ転職したいと考えた背景にありました。

田中

BP当時、柏原さんは当社をどのように感じていましたか。

柏原

まず言えるのは、社員とBPの間に線引きがないということ。やれる人、やる気のある人には仕事を与えて任せる風土があります。私もシステム設計からプログラム開発、お客様対応まで、様々なことを経験させていただきました。BPであるものの、当社に育ててもらったと感じています。そのことに関連しますが、当社は人を育てることを大切にする文化があります。だから年齢に関係なく、コミュニケーションも活発になりますし、チームで取り組むという機運も生まれます。二人は、実際に入社してみて何を感じましたか。

平山

当初は堅い会社というイメージでしたが、入社して感じたのは社員の方々の和やかな雰囲気です。私は文系出身で、入社当時はもちろん、未だに分らないことや慣れないことも多くありますが、先輩方からは「わからなくて当たり前」と、文字通り手取り足取り優しく指導していただいています。ただ、「さあ、やってみようか」と、一人でお客様の現場に送り込まれたことは驚きました(笑)。「任せて育てる」、そんな文化があるのだと感じましたね。

田中

同感です。私も手厚く指導していただいています。人を育てることに時間を惜しまない環境が整っていると感じています。多彩な研修プログラムに加えて、諸先輩方は日々の業務の中でも、わからないことへの質問・相談に対して、常に快く答えてくれます。また、当社は規模の大きな会社ですが、その場に応じた裁量を与えていただけると感じています。やりたいことができる、やる気があればやらせてもらえる環境があり、それが成長を促しているのだと思います。

柏原

任せられる、任せたいと思えば新人にでも裁量権を与える、それが当社の文化。それはBP時代にも感じていたことです。入社してさらに実感するのは柔軟な組織とチームワークの強さ。それが、当社の最大の強みだと感じています。

お客様のニーズに全力で応える大切さ
さらなる成長へ、より働きやすい会社へ

平山

柏原さんは技術者として長年のキャリアをお持ちです。私たち若手社員に仕事への向き合い方について、何かアドバイスをいただきたいのですが…。

柏原

私たちのビジネスは、最新の技術を活用してシステムを開発提供することではなく、課題を抱えているお客様により良い解決策をシステム化して提供するという自覚が大切だと思います。お客様のニーズに全力で応えることで、生まれる成果を常に楽しむことができるはずです。常に対お客様の目線で仕事に向き合って欲しいと思っています。また、スピード感を持って自身が成長するには明確な目標を持つことも大切です。二人は今、どのような目標を持っていますか。

田中

まずは業務観点での知見を蓄積していきたいと思っています。システム開発はもちろん、お客様の抱える課題を理解しそれをどのように解決するかなど、率先して課題を解決する意識を持って業務に取り組んでいます。そして近い将来、チームリーダーになるのが当面の目標です。

平山

私もチームリーダーを目指します。単に技術や知識を身に付けるだけでなく、リーダーとして周囲への気遣いや心配りを忘れず、適切な判断ができるようになりたいですね。また、お客様との関係を深化させ、信頼される存在になりたいとも思っています。柏原さんはいかがですか。

柏原

当社はまだまだ成長していく会社です。成長とは新しい技術に対応するだけではありません。お客様により良いサービスを提供するためにも、働き方改革や風通し施策など、今まで以上に社員が働きやすい、やりがいを持って働ける会社にしていきたいと思います。

全員

学生の皆さんが当社に興味を持っていただけたのであれば、是非当社にアプローチしてください。社員一同皆さんをお待ちしています。

※掲載されている情報は、取材当時のものです

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